愛宕山 上福院 龍泉寺

愛宕山 上福院 龍泉寺

あたごさん
御本尊 愛宕大権現・愛染明王
ご縁日 毎月15日、24日

当山は、昔から「お伊勢に七度、熊野に三度、愛宕さんへは月参り」とうたわれ、火防安住・商売繁盛・良縁祈願所として人々の信心を集めてきました。 
寺伝では、聖武天皇が行基に勅し、現在の松阪市嬉野町滝之川に一宇を建立されたのが始まりで、その後七堂伽藍を建立され「瀧川寺」と称しました。
瀧野川寺は伽藍の総寺号として、国司北畠氏の寺領の寄進もあり、塔頭・堂・坊舎が数多く祈願寺となりました(上ノ坊:妙光院・中ノ坊:慈眼寺は現存・下ノ坊:上福院、後の龍泉寺)。しかし、永禄11年(1568)兵禍により、松阪市松ヶ島平生(平尾)に移り、天正8年(1580)には現在の場所へと移り、「愛宕山上福院龍泉寺」と成りました。翌年には、大覚寺宮、愛宕権現勧進成就の令旨を下され、正親町天皇が上福院を勅願寺とされました。

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住職よりご挨拶

 
人生 四苦八苦。上り坂、下り坂、そしてマサカ!備えあればうれいなしと云いますが、何と云う因果でしょうか。願わくば、良き縁となり、心に笑みが咲くように、そして喜が湧き出るように、寿ぐように、共に参りたいと存じます。

見どころ

 
1、護摩の修法(毎月24日) 
2、神仏鎮座(鳥居がある寺院) 
3、石垣(平地にも関わらず、高低差があります)
4、山門(元は城の門で、松坂市内最古の木造建築物として、三重県の文化財に指定されています)
5、十二天の襖絵(胎蔵曼荼羅外金剛院にいらしゃるヒンドゥー教出身の神々)

主な行事

 
・定例護摩祈祷
毎月24日が縁日で、午前10時から山伏(修験者)と護摩祈祷を修め、参詣者と共に般若心経・真言を読誦し、ご祈念しています。
 
・初愛宕大祭(1月24日)
火除けの霊験あらたかな当山では、新年最初の縁日に、堂内・境内で火防、勝運、良縁、息災護摩を厳修しています。また、境内では愛宕市が開催され、日用品、装飾品、農機具、木製品などが並びます。
 
・火祭り大祭(7月24日)
地域の火防安住・商売繁盛・良縁の祈願所として親しまれている当山では、7月の大祭は『夜の火渡り護摩』として松阪の風物詩とされています。
 
・そわか会(毎月10日)
・行者講(毎月6日19時)
・写経・阿字観:予約制
 
※ 行者講 修験道の開祖である役行者のご宝前で、参加者と共に20分ほどお勤めし、ご祈念する行事です。
 
※ 阿字観 阿字という文字、また円や円の中に描かれている法具を見て瞑想致します。(説明を含め30分~1時間) 阿字観の様子 OTONAMIEより

お寺情報

 

住所:松阪市愛宕町1-4  電話:0598-21-2931
 

七山からのおしらせ

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