サッカーのワールドカップは、決勝トーナメントの初戦で残念ながら優勝候補のブラジルに1対2で敗れました。試合は日本時間の深夜2時で、多くのファンは寝ずの応援をしたようです。それよりも凄いのは、現地に行って応援した若者達です。お金がないと言いながら、行くお金がどこにあるのか不思議です。またNHKはWBSの野球の時とは違いこの為にどれほどの時間を割いて放送したことか。異常としか言いようがありません。
確かにスポーツは人々に生きる力を与えます。ブラジル戦で1点を先取し、アビショナルタイムまで持ち込んだ日本チームの活躍は正に人々に勇気を与えてくれたでしょう。神風が吹かなかった事は残念です! サッカーの応援以上に暑い夏が来ます。お身体に気を付けてお過ごし下さい。<宮司>
文月(みふづき、ふづき)
七月七日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があるからというのが定説となっている。しかし、七夕の行事は奈良時代に中国から伝わったもので元々日本にはないものである。そこで稲の穂が含む月「含み月」や、「穂含み月」の意であるとする説もある。その他、七夕(たなばた)月、女郎花(おみなえし)月、親月(おやづき)、欄月(らんげつ)、涼月(りょうげつ)、桐月(とうげつ)、七夜月(ななよづき)などの異名がある。
七夕
江戸時代の正式な式日であった五節句の一つ。「たなばた」と読むより、「シチセキ」が正しい。七夕の由来はまず、織女星と牽牛星の星伝説です。これは天帝の娘、織女と牛飼の牽牛夫婦があまりに仲がよく仕事をしなくなったので天の川で隔てて別居させ一年に一度だけ会うことを許したという悲話。次に女子の手芸上達の乞巧奠(きこうでん)。天上で機を織る織女は手芸の神様であるから供え物や和歌を詠んだ短冊などを捧げて上達を祈った行事であるという。また、先祖の霊を祭るため、機織をして織りあがった布を祖先の霊に捧げる行事が古来からあった。この時、先祖に捧げる布を織る女性を「棚機つ女(たなおりつめ)」即ち「たなばた」という呼び名が生まれたという。
<余談>七夕の日は「素麺の日」であり、そうめんを食べる風習がある。中国で疫除けの「索餅(さくべい)」という菓子を食べたのが原型となったと考えられる。
お盆(盂蘭盆)
盆は元々旧暦の7月15日を中心とした行事であったが、現在は新暦8月15日前後の月遅れ盆が一番盛んなようである。東京付近では新暦の7月15日前後、沖縄では旧暦の7月15日前後、又、7月7日を盆の始めとする地域もある。これは、古い日本の習俗では七夕も盆と同じく「祖先を祭る行事」であったことから。性格のよく似た時期的に近接した二つの行事が融合したのだと考えられる。
盂蘭盆は中国で成立したとされる盂蘭盆経という仏教の経典に書かれた釈迦の弟子の目連が地獄に堕ちた母親を救い出す為に衆僧に食事を振舞い供養したという孝行説話が起源だといわれる。その供養した日が7月15日だったことから、この日は先祖の霊を供養する日となったのである。尚、盂蘭盆とは梵語で逆さ吊りを表す言葉で「逆さ吊りの苦しみから救う」ための供養を行う訳である。我国では推古14(606)年に法興寺で催されたのが盂蘭盆会の最初だそうだ。