自主制作絵本「おおきなものがすきなおうさま」

24P B5版 中綴じ冊子 1,000yen(taxin) 個展会場、道の駅茶倉駅、ライブ会場などで販売。

 

さく:らぷたへいぶん

え:かわきたあつし

 

 

ようこそ、色鮮やかなで可愛らしい、大きなものが大好きな王様の世界へ!!

 

ラッパーとデザイナーがスケボーパークで知り合った。そして二人は一冊の絵本を作り上げた。

 

ラプタヘイブンが、松阪市の戦国武将である蒲生氏郷をたたえる祭り「うじさと祭り」へライブに行った日。

現場の主催をしていて、DJをやりながら絵本を売っている男がいた。その男は、デザイナーで絵本作家の「かわきたあつし」だった。

2年後、松阪市営のスケートパークで行われたイベント「市長杯」へセッションライブに出演したときラプタとかわきたあつしは再会。

色使いや技法に惚れ込んだラプタが声をかけ、意気投合し、絵本の共同制作にとりかかった。

 


かわきたあつし(左)

川喜田厚は、1977年に三重県松阪市に生まれた。
海の幸、山の幸に恵まれた街で、三度の飯よりスケボーが好きという、スケボー三昧の少年時代を過ごす。
高校生の時に、ヒップホップミュージックに出会い、DJを目指して東京へ。
レコードで様々な音楽に触れるうち、自分自身でも音楽を作りたくなり、コンピュータを用いたエレクトロニカミュージックの制作活動を始める。
音楽制作を続けていく中で、音楽ソフトの枠の中でしか制作できない制限を感じながら、音楽で自分を表現できるのかを模索をしていた。
2016年、次女の誕生と長女への誕生日プレゼントに自作絵本を贈ろうと考えたのを機に、絵本制作を始める。
2017年『surprise 1 夢のひと時』、2018年『surprise 2 ミミズ と かくれんぼ』と2作絵本を制作し、 2019年にインクとヘラとパソコンを使う、
アナログとデジタルを融合したハイブリッド絵画のスタイルを見つけ没頭する。
2020年には松阪市総合運動公園スケートパーク、伊勢 LIVE SPACE BARRETで自主個展を開催。
自分の意のままに表現できる方法を手に入れた彼は、今、ヘラ一本で世界にチャレンジする。
自然物からインスピレーションを受け、ビビッドな色を操り、無数の表現を作り出す。
彼が生み出す、ハイブリッドアートとは、95%廃棄物を集めたリサイクルアート作品。
大事にしている事は、毎日、当たり前のように出る廃棄物にフォーカスを当て、捨てるまでの過程を意識し楽しむ。
そこから生まれ、自分の中から溢れ出す情熱をヘラを使い無数の表現を創り出す。
見るものに優しさ、温かみ、鋭さ、厳しさを与え、心の奥底にそっと語りかける。
彼にとってアートとは、『今を精一杯生きること。そして人々の眠っている活力を呼び覚ますこと。嘘をつかないこと。
優しさと感謝の気持ち、笑顔と笑い声があれば人はハッピーになれると信じている。』


Atsushi Kawakita was born in Matsusaka City, Mie Japan in 1977. He loved skateboarding more than anything else. He was obsessed with skateboarding during his childhood. He started to pursue music through encountering DJ KENSEI and PROGRESSIVE FORM. In 2016, inspired by the birth of his younger daughter, he began creating picture books as a birthday present for his eldest daughter and published "A Moment of Dreams" and "Hide and Seek with Worm”. In 2019, he found his own unique style and devoted himself to his work. In 2020, he held solo exhibitions in Matsusaka and Ise. Now that he has acquired a technique that allows him to express himself as he pleases, he explores the world with a single palette knife. The hybrid art that he creates is inspired by natural objects and made by fusion of analog and digital world, in which he uses ink, a palette knife, and a computer, while using 95% recycled waste materials. He manipulates vivid colors to create a myriad of expressions. For him, art means “living in the moment to the fullest, telling the truth, and awakening people's dormant vitality." He believes that with kindness, gratitude, smiles, and laughter, people can be happy. 

ラプタヘイブン(右)
S61年生まれ、多気町(GOLDTOWN)在住。作曲もするし絵本も作るラッパー。

世界最低速BPM35.0のダンスミュージック、「KAKEHAN」の開発者。
中学校でラップをはじめ、大阪SUPPON RECORDSで修行を積んだ後、三重に帰郷。

松阪市飯南町でクリエイターグループであるチャクラダイナミクスを結成し、全国へ作品を流通させている。
また、自身の録音スタジオであるチューンレックスエンジニアリングでは、

全国のアーティストの作品を録音編集し、リリースをサポートしている。
アルバム「GOLDTOWN」「ヤオヤドンパチハッピャクヤチョウ」「KAKEHAN」など。

 

 

 


 

 

 

 


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